絶望のピンクマーカーと楽しもうの呪文

中2だけど中1クラスで国語に奮闘中のインター娘。漢字力は小3レベル。
それなりにやってると思っていたけれど、ある日の塾帰りにポロリ。

テーマは何だったの?と聞くと、満面の笑みで、

ぁ…そう….。ということで、週末はカフェで国語の宿題サポートタイム決定☕


開いてみた教材、内容がめっちゃ深い。

衣食住を通して、昔ながらの“循環する暮らし”と、現代の“消費中心の暮らし”を比較するというもの。

:着物はほどいて布1枚に戻せる。縫い直して再利用できる設計。
:育てる→作る→食べる→返す(肥料に)というサイクル。今でいう“サステナブル”。
:金具もコンクリも使わない木造建築。壊しても自然に返せる。
→ 一方、現代のコンクリ住宅は壊すしかなく、産業廃棄物問題へとつながる。


正直、大人が読んでも「いいこと書いてる」と思う内容。
私は感心して娘に伝えるけど、彼女は無言でページを撮影して、AIで英訳 → 読解 → 納得。

日本語の勉強として成立してないよね……はグッと堪える私、えらいわ。
AI翻訳だけが頼りです。


でも実は、漢字が読めなくても耳で聞けば意味がわかる部分もあるので、
まずは、わからない単語にピンクのマーカーで線を引かせて、私がカフェで音読係
周りに日本人いませんようにと願いつつ。

途中、2人でうっすら気づいている。

静かに絶望しながら、1語ずつ意味を調べていく牛歩戦術の週末。
それでも、進んでる。えらい。


「こういうのは楽しんでやったほうがいいからね!
もはや、娘にというより自分に言い聞かせる呪文。


……。

価値観すれ違いながら今日もなんとか共存中。

……..。

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